🍶 今日の1軒

手羽先サミット開幕の週末、名駅で手羽を一杯 ―『酔っ手羽 名駅3丁目店』

2026年6月4日 (木) 🍶 今日の1軒 編集部

名古屋発祥の手羽先唐揚げ。その頂上決戦『手羽先サミット2026』が6月5〜7日、久屋大通公園で開幕する。祭りは三日で終わるが、手羽は名古屋の日常だ。名駅3番出口から徒歩3分、深夜5時半まで揚げ続ける『酔っ手羽 名駅3丁目店』を、価格帯の読み方とともに業界人の視点で読む。

手羽先サミット開幕の週末、名駅で手羽を一杯 ―『酔っ手羽 名駅3丁目店』
Photo: 店舗公式写真 / HotPepper

名古屋発祥の手羽先唐揚げ。その世界一を決める祭典「手羽先サミット2026」が、2026年6月5〜7日に久屋大通公園エディオン久屋広場で開かれる。全国から集まった19店舗(殿堂入り3店を含む)が手羽一本で来場者投票を競い、入場は無料。今週末、栄は手羽の煙に包まれる。

祭りは三日で終わる。だが手羽は名古屋の日常食だ。お祭りのあとも通える一軒として、今日は名駅から徒歩3分の「酔っ手羽 名駅3丁目店」を挙げたい。地下鉄名古屋駅3番出口から地上に出てすぐ、Googleの評価は4.7、4,000件を超える口コミが付く手羽先専門の居酒屋である。

価格帯の読み方。手羽先は「1人前=5本前後」が数え方の基本だ。相場は1人前でおおむね500〜700円。この店の客単価は2,500円前後で、手羽を2人前、ドリンクを2〜3杯、一品料理を足すと現実的に収まる。コース仕立てや食べ放題に飛びつく前に、まず単品で本数を自分で調整するのが手羽の正しい頼み方だ。総額が読めるうえ、揚げたてを途中で追加できる。飲み放題を付けるかは人数とペース次第——二人なら単品ドリンク、四人以上なら定額が効いてくる。

オペの裏側。手羽先は揚げ置きすると皮の食感が落ちる。だから注文を受けてから揚げる店ほど旨い。この店が深夜5時半まで開けているのは、時間帯で客層が二度入れ替わる商売だからだ。夜は宴会と一杯、終電後は締めの手羽を求める客で、ピークは20〜22時台と0時前後の二山になる。カウンター主体の構えは回転が速く、一人でも入りやすい。混む時間を外して21時台後半に滑り込むと、揚げたてをさほど待たずに座れることが多い。

シーン適性。手羽専門×名駅×深夜営業という条件は、向く場面をはっきり選ぶ。結論から言えば、これは接待向きの店ではない。手で持ってかぶりつき、指が油で光る料理は、かしこまった席には合わない。逆に強いのは、出張帰りのサク飲み、一次会のあとの二次会、終電を一本見送っての締め、そして一人飲みだ。気のおけない相手と、手羽とビールだけで完結できる軽さがこの業態の本質である。

サミットの三日間で「世界一」を食べ比べるのも名古屋の初夏の楽しみだが、祭りが去ったあと、ふらりと寄れる手羽の一軒を名駅に一つ持っておく——そのほうが、たぶん長く名古屋を好きでいられる。

Inside Perspective — 業界人の目利き

  • 手羽先は1人前=5本前後が基本単位。客単価2,500円前後なら手羽2人前+ドリンク2〜3杯が現実的で、コースや食べ放題より単品で本数を調整する方が総額を読みやすい。
  • 揚げ置きは皮の食感が落ちる。注文後に揚げる店を選ぶのが鉄則。深夜5時半まで営業=20〜22時台と0時前後の二山で客層が入れ替わり、カウンター主体で回転が速く一人客に強い。
  • 接待には不向き(手で食べる・油)。出張帰りのサク飲み、二次会、終電後の締め、一人飲みに最適。手羽とビールで完結する軽さがこの業態の本質。
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酔っ手羽 名駅3丁目店

手羽先・居酒屋 名駅 ★4.7

名駅3番出口から徒歩3分、深夜5時半まで揚げたて手羽を出す専門店。客単価2,500円前後、カウンター主体で一人でも入りやすい。サク飲み・二次会・締めに強い一軒。

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