今日の1軒

ポーたま 名古屋HAERA店——朝650円と夜900円、二毛作の値付けを読む

2026年6月26日 (金) 今日の1軒 編集部

頼んでいないのに繁盛店にしているのは値付けだ。栄HAERAに東海エリア初出店した『ポーたま』は、朝650円のモーニングと夜900円のちょい飲みセットで客層を切り替える二毛作営業。整理券は最大2時間待ちという繁忙ぶりも編集部が確認した。

ポーたま 名古屋HAERA店——朝650円と夜900円、二毛作の値付けを読む
Figure: NAGOYA BITES 編集部(記事オリジナル図解)

2026年6月11日、名古屋・栄の新モール「HAERA」地下2階に、沖縄発のポークたまごおにぎり専門店「ポーたま」が東海エリア初出店した。直近では整理券の待ち時間が最大2時間に達する日もある繁忙ぶりで、6月15日からは事前予約なしの自由入店に切り替わっている。

この店の値付けは、業界人の目で見ると二毛作営業の教科書のような構造をしている。朝7〜10時のモーニングセットはAセット650円、Bセット750円。夜19〜21時のちょい飲みセットは、オリオン生ビール1杯に一品を添えて900円という価格帯だ。さらに名古屋限定メニューとして、国産うなぎの蒲焼(1,300円)や味噌カツ(980円)、海老カツ(900円)、名古屋風手羽唐(850円)をアラカルトで揃え、時間帯ごとに客単価を切り替える設計になっている。

オペレーション面では、12席のイートインスペースを回転重視で回すのが基本方針だ。テーブルサービスではなく整理券方式のため予約は受け付けず、席が空き次第呼び出す仕組みになっている。これは接待やデートのようにゆっくり過ごすシーンには向かず、通勤前後にサッと立ち寄る一人飲みや軽食のシーンに強い店という業界人の読みができる。逆に言えば、平日朝イチや閉店間際など繁忙の谷間の時間帯を狙えば、待たずに入れる可能性が高い。

アクセスは地下鉄東山線・名城線「栄」駅直結、住所は名古屋市中区錦3-25-1 B2F。今週の名古屋グルメシーンでは、HAERA全体が『よろにく』や『ミスターチーズケーキ』の東海初出店で賑わうが、ポーたまのように朝と夜で顔を変える二毛作型の値付けは、平日の使い勝手を左右する実用的な情報として業界人が注目するポイントだ。

Inside Perspective — 業界人の目利き

  • 価格帯の読み方: モーニング650円→ちょい飲み900円→限定メニュー1,300円の三段階価格帯は、客層を時間帯で切り替える二毛作設計。
  • オペの裏側: 予約不可・整理券制で12席を回転重視。繁忙のピークは開店直後と19時台、平日朝イチは待たずに入れる狙い目の時間帯。
  • シーン適性: 接待やデートには不向きだが、通勤前後の一人飲み・軽食にはうってつけ。
01

ポーたま 名古屋HAERA店

軽食・惣菜

沖縄発のポークたまごおにぎり専門店。2026年6月11日、HAERA地下2階に東海エリア初出店。名古屋限定でうなぎ蒲焼・味噌カツ味のアラカルトも展開。