今日の1軒

名駅で開いた和牛シュラスコ食べ放題を接待とデート視点で読む

2026年8月1日 (土) 今日の1軒 編集部

2026年7月31日、名古屋駅前の新ビル「ブルームーン名駅」3階に、栄で人気のシュラスコ店が名駅2号店を開いた。和牛を含む13種食べ放題で6,600円。この価格帯をどう読むか、約30席に絞った提供オペの意図、そしてデートと少人数の会に効く理由を、業界人の目線で分解する。

名駅で開いた和牛シュラスコ食べ放題を接待とデート視点で読む
Photo: 店舗公式写真 / HotPepper

この記事はNAGOYA BITES — 名古屋の厳選1,100店超を業界視点で紹介するグルメガイドの一部です。

肉の食べ放題は、聞くと得に見えて実は読み方が要る。先週金曜、2026年7月31日に名駅3丁目のブルームーン名駅ビル3階へ開いたアルマデシュラスコ名駅は、栄で評価4.7を積んだ人気店の2号店だ。名古屋駅から徒歩5分、火曜定休で夜17時から23時まで。開けて数日の店だが、業界の目で見ると「なぜこの規模でこの価格か」が最初から筋の通った設計になっている。

価格帯の読み方 — 素6,600円か、飲み放題込8,800円か

シュラスコ食べ放題は素で6,600円(税込)。ここに和牛ランプやイチボ、サーロインといった、アラカルトなら一皿で軽く2,000円を超える部位が回数無制限で入る。つまり原価の高い部位を軸に回すほど元が取れる構造で、食べ放題としては珍しく「攻めるほど得」なタイプだ。飲み放題は2時間で+2,200円(計8,800円)。生ビールや自然派ワインを2時間で3杯以上いくなら込みが安く、1〜2杯なら素のままドリンクを頼む方が総額は抑えられる。ここを最初に決めておくと会計が読める。

オペの裏側 — 30席に絞った理由

シュラスコは、串を持った担い手が席を回って目の前で切り分ける提供が要。だから席数を広げすぎると、串の巡回が間延びして肉の温度と提供テンポが落ちる。約30席という抑えた規模は、回転を稼ぐためではなく、1卓あたりの巡回頻度を保って「熱いまま切りたて」を出すための設計だ。編集部の見立てでは、これは回転より満足度に振った店で、混む時間帯でも肉が冷めにくい。予約時に「シュラスコ中心か、アラカルトも足すか」を伝えておくと、厨房の段取りが噛み合いやすい。

シーン適性 — デートと少人数の会に効く

席の主力は4〜6名のソファー席。大箱の大人数宴会には向かないが、その分デートや少人数の歓送迎会にははまる。名駅5分・23時までという立地と営業時間は、二次会前の1軒や、名古屋駅で待ち合わせてそのまま流れる使い方に強い。接待でも、相手が肉好きで肩肘張らない席を好むなら候補に入る。逆に、静かに商談を詰めたい接待や10名超の宴会なら別の一軒を選ぶのが業界人の判断だ。

Inside Perspective — 業界人の目利き

  • 価格帯の読み方: 素6,600円は和牛ランプなど原価の高い部位を回数無制限で回せる構造で、食べ放題としては「攻めるほど得」なタイプ。アルコール飲み放題込8,800円との差2,200円は、2時間で3杯以上飲むかが分岐点。
  • オペの裏側: シュラスコは担い手が串を持って席を回り切り分ける提供。約30席に規模を抑えたのは巡回頻度=肉の温度と提供テンポを保つためで、回転より満足度に振った設計。
  • シーン適性: 4〜6名のソファー席中心で、デート・少人数の歓送迎会向き。名駅5分・23時までで二次会前の1軒にも。大箱の大人数宴会や静かな商談接待には不向き。
01

アルマデシュラスコ名駅 Alma de churrasco Meieki

シュラスコ・ブラジル料理 名駅 ★4.7

名古屋駅徒歩5分。和牛含む13種のシュラスコ食べ放題6,600円。約30席のソファー席主体で、デート・少人数の会に向く2026年7月31日オープンの名駅2号店。