今日の1軒
栄の青魚居酒屋『定番チューン。』一人飲みにアジフライ790円と〆さば1貫500円
10月31日、栄3丁目に青魚の居酒屋「定番チューン。」が開店した。サバの値上がりがNHKでも取り上げられた秋に、あえて〆さば3種を看板に置く店だ。アジフライは2キレ790円、海苔巻きは1貫500円。カウンターで一人でも頼みやすい単位の切り方と、予算5,000円の使い方を読み解く。
この記事はNAGOYA BITES — 名古屋の約5,000店を、公開情報をもとに紹介するグルメガイドの一部です。
サバが高い秋に、〆さばを看板にする店
10月31日に栄3丁目の三星ビル2階で開店した青魚と居酒屋料理 定番チューン。は、〆さばとアジを前に出す店だ。時期は楽ではない。NHKは10月5日の報道でサバの高騰を取り上げた。東洋経済の2025年10月の記事は、ノルウェーサバの原料価格が2010〜2020年頃の1キロ約200円から約3倍になったと伝えている。2026年11月時点で、サバは「安い魚」の顔だけでは語れない。
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居酒屋10選 →それでも同店の〆さば海苔巻きは1貫500円で、豊後、天然、霜降りの3種から選べる。大きな皿にせず、小さな単位に切って比べさせる形は、原料の値が動く魚でも客の払う金額を抑えやすい。店の仕入れ値は公開されていないので、これは掲載価格からの読みだ。
価格帯の読み方:一人なら料理2,020円から
掲載の予算は5,000円だが、料理の単位は細かい。アジフライは2キレ790円、しめさばサンドは2キレ730円、串天ぷらは1本280〜380円。アジフライ、海苔巻き1貫、しめさばサンドで料理は2,020円になり、残り約3,000円を飲み物と追加の一皿に回せる。
2人なら判断が分かれる。名物堪能コースは全7品90分飲み放題で6,800円。一方、飲み放題1,800円に7種のお造り盛り(1人前1,890円、2人前から)、アジフライ790円、サバ味噌大根1,280円を分けると、1人4,725円になる。約2,000円の差で、品数を店に任せるか自分で選ぶかを決める形だ。ただしコースの全品と飲み放題の時間は掲載で確認できなかったので、予約のときに確かめたい。
オペの裏側:揚げ加減と「限定5食」
アジフライはレアとしっかり火入れから選べる。店は長崎県松浦産の朝どれで、刺身で食べられるアジを使うと書く。松浦は長崎県がアジの水揚げ量日本一と掲げる産地だ。DIMEの2023年の記事は、冷凍しないアジは配送量が水揚げに左右され、数量を絞る店も多いと指摘する。この店のアジが冷凍かどうかは掲載からは分からない。
サバ味噌大根は限定5食。目当てがあるなら、予約のときに当日出せるかを聞くといい。席のみの予約は当日21時まで、飲み放題は当日20時まで、コースは前日23時までネットで受ける(曜日で変わる場合がある)。料理のラストオーダーは22時30分で、日曜は休みだ。
シーン適性:一人飲みと16人までの宴会
一人飲みにはカウンターが向く。料理人の手元が見え、2キレや1貫で頼めるので、一人でも種類を試しやすい。席のみの予約は1名から受ける。
宴会は最大16人で、テーブルをつなげる席は最大12名。個室と座敷はなく貸切もできないので、17人以上の忘年会や、席を分けたい接待には向かない。デートなら、掲載の写真にある夜景の見えるテーブル席を予約のときに相談したい。開店から日が浅く、この記事では評価の数字は扱わない。金額や提供の内容は変わることがあるので、来店前に確かめてほしい。
知っておきたいポイント
- サバの値が上がる時期でも、1貫・2キレの単位なら少しずつ種類を比べられる
- 2人なら、コース6,800円と、単品に飲み放題を足す1人4,725円の差で考える
- 限定5食のサバ味噌大根は、予約のときに当日出せるかを聞く