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栄・矢場町に「矢場味仙 松坂屋名古屋店」今日開店、台湾ラーメン38席を一人飲みで読む

2026年10月1日 (木) 今日の1軒 編集部

2026年10月1日11時、元祖台湾ラーメンの「矢場味仙」が松坂屋名古屋店の北館地下1階に開店した。1981年創業の店の6店舗目で、百貨店への出店は初めて。この開店で、2024年11月に改装した「酒&DINING」フロアの全店舗がそろった。38席・平日は中抜き営業・ラストオーダー21時30分という数字から、この店をどう使うかを業界人の目で読む。

栄・矢場町に「矢場味仙 松坂屋名古屋店」今日開店、台湾ラーメン38席を一人飲みで読む
Photo: 提供 株式会社大丸松坂屋百貨店(プレスリリースより)

この記事はNAGOYA BITES — 名古屋の厳選1,100店超を業界視点で紹介するグルメガイドの一部です。

百貨店の「酒フロア」に台湾料理が入った意味

松坂屋名古屋店の北館地下1階は、2024年11月29日に「お酒のもとにつながりが生まれる場所」をコンセプトに改装されたフロアだ。日本酒・日本ワインを約700種扱う酒販店「いまでや」やワインの専門店が並び、飲食はワインビストロ、そば、江戸前寿司といった顔ぶれ。2026年2月には「東京てまり鮨 こたま」が「築地玉寿司 はなれ」(カウンター10席)に業態を変えている。

そこへ最後に入ったのが、辛くてニンニクの効いたつまみの店だった。味仙はもともと、台湾ラーメンで締める前に小袋(豚ホルモンの辛味和え)や青菜炒めでビールを飲む店でもある。酒を売るフロアの最後の1区画に、酒が進む料理の店を置いたと読むと、この組み合わせは筋が通る。

矢場味仙 松坂屋名古屋店の小袋(豚ホルモンの辛味和え)
Photo: 小袋 — 提供 株式会社大丸松坂屋百貨店(プレスリリースより)

価格帯の読み方 — 単品で帰るか、つまみで一杯やるか

9月17日のリリース時点では、松坂屋店の価格は「未定」とされていた。目安になるのは2つの数字だ。ひとつはホットペッパーに登録された平均予算2,500〜3,000円。もうひとつは、8月24日に千種区で復活した系列の下坪店の台湾ラーメン850円。

この差が、この店の使い方の差になる。台湾ラーメン1杯で帰れば1,000円前後の昼食で終わる。小袋・青菜炒めに瓶ビールを2本足して締めにラーメン、という味仙らしい飲み方をすると、平均予算の帯に乗ってくる。単品の昼と、つまみで飲む夜とで、同じ店でも会計が3倍ちがう前提で考えておきたい。なお、百貨店のテナントは売上に応じた家賃が一般的で、路面店と同じ値付けになるとは限らない。開店直後にメニューを見て下坪店の850円と比べると、立地のコストがどこに乗っているかが読める。

オペの裏側 — 平日の中抜き15時〜17時と38席

営業時間は平日が11時〜15時(L.O.14時30分)と17時〜22時(L.O.21時30分)、土日祝は11時〜22時の通し営業。平日だけ2時間閉めるのは、昼は買い物客、夜は仕事帰りと客層が入れ替わるからだ。仕込みと片付けをこの2時間にまとめれば、少ない人数で回せる。買い物客が途切れない土日は通しにする、という作り方だと読める。

席数はホットペッパー登録で38席、全面禁煙。百貨店の飲食店としては小さくない一方、大須の本店のような大箱ではない。開店直後の週末と、平日12時台の繁忙は並ぶ前提で、平日の17時ちょうどか20時以降が狙い目になる。地下鉄名城線・矢場町駅から地下通路でつながっているので、雨の日でも寄りやすい。

矢場味仙 松坂屋名古屋店の青菜炒め
Photo: 青菜炒め — 提供 株式会社大丸松坂屋百貨店(プレスリリースより)

シーン適性 — 一人飲みに向き、接待には向かない

いちばん向くのは一人飲みだ。小皿のつまみが多く、辛さとニンニクの量は注文時に調整できるので、1人で2〜3品とビールで切り上げやすい。地下の酒売場で日本酒を選んだ帰りに、軽く1杯やる流れも作りやすい。

買い物帰りの家族にも使える。辛さを抑えられるので、辛いものが苦手な人がいても一緒に入れる。開店記念の限定として「台湾ミンチ肉まん」と、コンダーハウスとのコラボ担々麺も予定されている。

一方で、接待やデートの本命には向かない。百貨店の飲食フロアは席の仕切りが少なく、ニンニクの効いた料理は翌日の予定を選ぶ。味仙は5兄弟がそれぞれ店を開いた系列で、矢場味仙は長女の系統にあたる。系列ごとの違いは8月25日のジャーナルで整理したので、食べ比べの前に読んでおくと楽しみが増える。

Inside Perspective — 業界人の目利き

  • 価格は開店前の発表で「未定」。目安はホットペッパーの平均予算2,500〜3,000円と、系列の下坪店の台湾ラーメン850円。単品の昼とつまみで飲む夜とで会計が約3倍ちがう
  • 平日だけ15時〜17時を閉めるのは、昼の買い物客と夜の仕事帰りで客層が入れ替わるため。仕込みをこの2時間にまとめれば少人数で回せる
  • 38席・全面禁煙。開店直後の週末と平日12時台は並ぶ前提で、平日17時ちょうどか20時以降が狙い目
  • 向くのは一人飲みと買い物帰りの家族。ニンニクと辛さの店なので、接待やデートの本命には選ばない
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矢場味仙 松坂屋名古屋店

台湾料理 栄・矢場町(松坂屋名古屋店 北館地下1階)

2026年10月1日開店。38席・全面禁煙。平日11:00〜15:00/17:00〜22:00、土日祝11:00〜22:00(L.O.21:30)。

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台湾料理 矢場味仙

台湾料理 大須

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